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3年にもわたる取材を基に編纂した「食」をめぐる世界市場の動向と未来に向けた「食」の灯り。第6章と第7章では、この先も人類を養うだけでなく、すべての「いのち」にとって持続可能な未来を可能にする、日本と世界各地からの宝物やヒントが散りばめられている。
折しも、一生涯百姓であり作家であった山下惣一氏についての「山下惣一 聞き書き・振り返れば未来」に記されている「循環」「持続」「共生」という農の原理と同一な結論に至っている。
この2冊の書籍は、食の危機が叫ばれている今、農の進路を指す羅針盤になろう。